Home
Doctor
Medical
診療案内
Clinic
First
Institutions
Access
News
Column
レーザー治療
網膜光凝固術とは、特定の波長のレーザー光で網膜を凝固させる治療法です。例えば、糖尿病網膜症では網膜の血液不足になっている箇所にレーザー光線を当てて網膜を凝固することによって病気の進行を抑制し、網膜裂孔(網膜の裂け目)では網膜剥離に移行しないように裂孔周囲にレーザー光線を当てて凝固することによって悪化しないようにします。このように病気の進行、悪化を防ぐ目的があります。 直径約0.05㎜〜0.2㎜の小さなレーザー光を網膜の組織に照射して熱を発生させ、点状の凝固斑を数十〜数百個作ります。 1発の照射は0.01〜0.2秒程度とごく短時間なので、全く痛みを感じないか、少しピリピリと感じることがある程度です。しかし、数多く照射を行う場合は痛みを感じる場合があります。
など
日帰りで治療可能です。 まず、瞳を十分に開きます(散瞳)。 点眼麻酔を使用し、光凝固治療用のコンタクトレンズを目にのせて、光凝固を行います。 1回あたり5〜10分程度で終了します。
網膜に対するレーザーが基本的に熱を発生させるのに対し、Nd:YAGレーザーは衝撃波で濁った薄い膜を破ることで症状を改善させます。 後発白内障とは、白内障手術後に水晶体嚢に残った微小の水晶体上皮が増殖して、中心部(視軸)まで濁りが出てきた状態をさします。このような状態では視力低下やまぶしさなどの症状が出ますので、Nd:YAGレーザーで水晶体嚢の濁りを衝撃波で取り除いてきれいにします。
日帰りで治療可能です。 まず、瞳を十分に開きます(散瞳)。 点眼麻酔を使用し、Nd:YAGレーザー用のコンタクトレンズを目にのせて、Nd:YAG レーザーを行います。 1回あたり5分程度で終了します。
SLTとは、低出力で特殊なレーザーを線維柱帯に照射して、眼球の前方を流れている水(房水)の流れを良くして眼圧を下げる治療法です。近年、緑内障の第一選択薬として点眼治療よりSLTのほうが効果的で、治療費用も抑えられたと有名な論文に掲載されたことで、再び注目が集まっています。合併症も少なく、痛みもほとんどありません。
日帰りで治療可能です。 点眼麻酔を使用し、SLT用のコンタクトレンズを目にのせて、SLTを行います。 1回あたり10〜20分程度で終了します。